ゆるゆるワークショップ&ライブ当事者研究(2016年9月18日開催)

秋の長雨の中、ゆるゆるワークショップ&ライブ当事者研究の開催となりました。

雨で足元の悪い中、7名の方に参加いただきました。

今回も前半はゆる~く語らい、後半はライブ当事者研究となりました。

 

「語る」をテーマに

今回のゆるゆるワークショップは「家族」、「将来の不安」、「モチベーション」の3つのテーマについてグループごとに語り合いました。模造紙をテープルに広げ、各参加者が思い思いのことを書き出していくという斬新な形式をとりました。

「家族」のグループでは、親子ゲンカの苦労や障害を持つ家族の苦労、「将来の不安」のグループでは、両親に対する苦労や、仕事の苦労、子供との接し方の苦労、「モチベーション」のグループでは、ほどほどの目標をもつこと、休養・気分転換をもつこと、仕事の責任感や仲間とのつながりなどがそれぞれ挙げられました。

模造紙を使って書き出すことにより、参加者同士が苦労でつながるおもしろさが目に見えて実感できました。

ライブ当事者研究

後半はライブ当事者研究です。

1つ目のテーマはHさんの「職場の管理職との人間関係」

Hさんは最近新たに赴任した上司とのやり取りに苦労しているそうです。その上司の方の下ではHさんの士気が上がらないとのことです。

Hさんが現在している対処としては、なるべく多くの人たちに相談することです。

今回は周りの参加者から見た感想や、Hさんの上司への対処のアイデアを募集することになりました。

出された感想としては、愚痴や不安も会社のためのものである、ポジティブ思考をもつことや、Hさんの仕事に対する意欲の高さを称賛する意見、Hさんが愚痴を吐きだす場所をつくってはどうか、などが挙げられました。

 

2つ目のテーマはAさんの「上手いケンカの仕方、仲直りの方法」です。

Aさんは参加している自助グループの仲間とのやり取りに苦労しています。その仲間にしつこくされて関係がまずくなってしまったそうです。

Aさん自身、仲直りしようと努力してきたそうです。連絡を取り合える仲にしていきたいと。

今回の周りの参加者からは、しつこくされているにも関わらず、その仲間のいい面を見られるAさんの素晴らしさが指摘されました。

 

 

以上が今回のゆるゆるワークショップ&ライブ当事者研究です。

7名の参加者の方々が満足そうに帰っていかれたのが幸いでした。

 

次回は11月13日(日)を予定しています。このブログを読まれた方、ふるってご参加下さいますようお願い申し上げます。