わーるどかふぇ的なワーク&ライブ当事者研究(2017年7月30日)

理念のコピーです。今回の配布資料です。

 

これらを題材にして、ワールドカフェ的なワークをやっていきます。

 

 

会場は華蔵寺クリニックのデイケアルームを使います。

 

設備が整っているのでありがたいです。

 

入口はピアリンクのPマークが目印です。

 

会場内です。テーブルを3台出した設営で、グループワークも当事者研究もやりました。

 

写真には入っていませんが、手前にもうひとつテーブルがあります。両脇には受付と、ドリンク用のテーブルが別にあります。

 

ライブ当事者研究だけなら、ホワイトボードを囲んで半円でやることが圧倒的に多いです。テーブルがあると飲み物が置けて便利ですが、席によって板書が見づらくなります。一長一短。

 

わーるどかふぇ的なワークです。3つの理念を同時にやっていきます。

 

本来は、ワールドカフェではすべてのテーブルで共通のテーマを扱うものだと思います。同じテーマで話し始めても、参加者が入れ替わりながら話していくうちにそれぞれのテーブルの文化が生まれてきます。

 

とはいえ、テーブルごとに初期条件の違う環境で始めても面白いのではと思います。それに「当事者研究」という共通のテーマもあるわけですから。

 

今回は3つのテーブルでした。参加人数と会場が許せば、もうすこし増やせると人の入れ替わりが多くて面白いでしょう。でもこの形でも充分成り立ってます。

 

スタッフが各テーブルにひとり、固定で入ってます。がんばってました。

 

書いた模造紙は、後ろの壁に貼ってました。

 

湿度が高くて、片付けする頃には紙がふにゃふにゃになる日です。

 

飲み物関係です。お湯を注ぎます。ペットボトル系も別にあります。

 

ホットを飲む人は少ないだろうという判断で、今回はコーヒーなし。コーヒー担当スタッフ、べてるまつりに参加中でした。

 

手前のペンで紙コップに名前を書いてください、ということです。

 

ちなみにスタッフはネームプレートをぶらさげてます。参加される方には、シールに呼ばれたい名前を書いて、服に貼ってもらっています。

 

差し入れです。ありがたい。

 

ライブ当事者研究のあいだ、各テーブルに提供されました。

 

テイクフリーになった、昔のべてるもんどです。

 

創刊号が今回で在庫ゼロになりました。2号3号まだあります。

 

ライブ当事者研究ですね。

 

ピアリンクの当事者研究は、いまがんばってることを応援するスタンスでやることが多いです。大まかな流れは

 

「状況を聞く」

「やっていることを聞く」

「希望を聞く」

「みんなから意見をもらう」

 

です。SSTでいうところの「問題解決技能訓練」が基本形です。スタッフがこの形式に慣れているので、自然とこの流れになります。それでも本人の話に応じて、周りの人達が質問することで研究っぽくなっていきます。

 

あまり決め事がないままやってます。そのためどうしても、司会者の負担が大きくなりがちです。

 

今回の話ではないですが、「みんなから意見をもらう」段階の前にアドバイスが始まることや、他の人のテーマの最中に自分の話題を長く話しすぎてしまうことは割とあります。参加者や司会者の問題というよりは、どんなルールでやるのかが伝わっていない、そもそもルールが曖昧ということだと思われます。研究会によっては、その辺のルール設定もしているのでしょう。今後、他の様子も研究してみたいところです。

 

 

今回は、「時間内に扱えるテーマは2題です」と伝えてました。えらい。

 

会が終わって片付けも済んだら、スタッフだけで苦労賞をしてます。

 

「良かったこと」「苦労したこと」「さらに良くする点」

 

を一人ずつ話す、振り返りミーティングです。

 

苦労賞で話を聞いていると、同じ空間にいても感じていることはそれぞれ違うものだなと思います。話してみて、聞いてみないと分からないものですね。会が続いていくために、かなり役立っていると思います。

 

誕生日のスタッフを祝うなどして、イベント終了です。よかったですね。

 

こんな形式で当事者研究会をやっています。次回の開催日はまだ未定ですが、この記事を読んで興味を持っていただけた方がいましたら、ぜひお気軽にご参加ください。開催情報はツイッターやホームページにて告知していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。